さて、香港3日目の午後です。
昼ごはんもおいしくいただき、
午後からは、父親と二人で、フェリーに乗りに行きました。
スターフェリーで豪華な航海
こちらがフェリー乗り場。
ホテルから、徒歩5分って感じでした。
ココから、香港島と九龍島を結ぶフェリーに乗れます。
僕らがいるのが九龍島なので、ココから香港島に渡ります。
乗り場は結構ローカル色あふれる感じです。
チケットを買って、船に乗船します。
このフェリーに乗船・・・・嘘です。
これは近くに止まってたフェリー。
実際に乗ったフェリーはこちら。
確か2~3香港ドルだったので、約50円くらいでしょうか。
これに乗船。
中はこんな感じ。
このフェリー、「スターフェリー」という船です。
これで九龍島から香港島へと渡ります。
ただ、この時は、香港島には何の用事もありません。
この船に乗るために来たわけです。
と、いうのも、 かの有名な「深夜特急」という本で、
作者、沢木耕太郎氏がこのフェリーを紹介しています。
この本の中ではこのように書かれています。
十セントの料金を払い、入り口のアイスクリーム屋で50セントのソフトアイスクリームを買って船に乗る。木のベンチに座り、涼やかな風に吹かれながらアイスクリームをなめる。対岸の光景はいつ見ても美しく、飽きることがない。放心したように眺めていると、自分がかじっているコーンの音がリズミカルに耳に届いてくる。このゆったりとした気分を何にたとえられるだろう。払っている金はたった60セント。しかし、それ以上いくら金を積んだとしても、この心地よさ以上のものが手に入るわけでもない。60セントさえあれば、王侯でも物乞いでも等しくこの豪華な航海を味わうことができるのだ。 60セントの豪華な航海。私は僅か7,8分に過ぎないこの乗船を勝手にそう名付けては、楽しんでいた。
どうでしょう? 載ってみたくなりませんか?
僕は、この香港に来たら、必ずこの豪華な航海を
体験しようと思って乗りに来たわけです。
ソフトアイスは買えませんでしたが、
念願だった60セント改め、2香港ドルの豪華な航海に出発です。
天気は悪いですが、海から見る香港島と九龍島は素晴らしい姿。
正直、ただの渡し船なんだから、さすがの沢木氏がそう言っていても、
それほど優雅ではないだろうと思っていました。
しかし、乗ってみると、意外と優雅な船旅を感じることができます。
船がオープンエアーなので、ふいてくる風が確かに心地よいです。
また、それほど人がたくさん載っているわけでもないので、
ゴミゴミした感じもありません。
5,6分間の間ですが、 海から見る香港の景色を楽しみながらの豪華な航海でした。
そして、香港島に到着。
特にやることもないので、次の船ですぐに引き返します笑
九龍島に戻ってきて、そのまま観光名所である
「プロムナードテラス」を歩いて、「アベニューオブスターズ」へと抜けます。
アベニューオブスターズ
こちらは優雅な船旅とは違い、結構は人出です。
さて、このアベニューオブスターズは、
ブルース・リーやジャッキー・チェンなど香港スターや
映画監督らの手形やサイン付きネームプレートが埋め込まれている名所らしいです。
香港映画にあまり興味のない僕には、まさに豚に真珠。
とりあえず、名所なので、ブルースリーの像だけは見て行こうと思って
ズんスンと歩いて行きます。
しかし、西側から入って行くと、ブルースリーまでは結構な道のりでした。
一瞬、人が集まってる場所があったので、
お! ここがブルースリーか!?っておもったら、
全然違いました苦笑
そして、歩くこと10分くらい。
やっとブルースリーに出会えました。
しかし、ブルースリーにそれほど興味もないので、
へー、って感じで、とっとと退散したのでした苦笑
シンフォニーオブライツを見るつもりが・・・
そして、この日の夜。 僕だけもう一泊するのですが、
僕以外の家族は明日帰るので、香港最後の夜。
ということで、先ほどのスターオブアベニューがある
ヴィクトリアハーバーのところで 「シンフォニーオブライツ」
という夜景のショーみたいなのが 見れるそうなので、
それを見に行こうという話になっていました。
ホテルのすぐ近くなので、20時からのショーに合わせて
ホテルの部屋に30分くらい前に集合したのですが、
ホテルの部屋の窓を見ると・・・
こんな感じで、ホテルの部屋から夜景が良く見えました。
なので、ココで見ればいいかという話になって、
ここで、20時までスタンバイしてたのですが、
残念ながら、そのショーが行われたのは、
もう少し右側の方らしく、 ココからではほとんどみえませんでした苦笑
しかし、我が家はそれほど夜景に興味がないので
見れないなら、ご飯食べに行こうと、
さっさとあきらめてしまったのでした苦笑
ま、次の日、僕は一人で見に行ったのですが、
この判断は、結構正しかったかと思います。
詳しくは、次の次くらいの旅行記で。
で、晩御飯は、香港最後なので、 もう一度飲茶を食べに行こうと、
向かったお店は、「豪隍點心(ホウウォンディムサム)」というお店。
いわゆるカジュアル飲茶という感じの店で、
店内は、一見ファミレスふうな感じです。
が、点心はかなりおいしくて好みでした。
値段も、そこそこ安いので、
家族で最後に思いっきり食べて、思いっきり飲むのに ちょうどよかったですね。
手前は小龍包。小龍包はいまいちだった。
奥はえび餃子。これは最高にうまい。
手前の黄色いのがエビ焼売。
これ最高。最高にうまい。
奥は肉団子。これは普通。
揚げ物は、春巻がうまい。
あとは普通。
謎のカステラ。 どこかのサイトで見たので注文したけど、
この時点でおなかいっぱいで食べられず笑
デザートのマンゴープリンは 見た目きれいだけど、味は微妙です笑
ということで、えび餃子とエビ焼売が最高でした。
僕はもうちょい飲み足りなかったので、
最後、部屋で一人、マカオのジャーキーをかじりながら 飲み明かすのでした。
つづく。